タイトル | 起業の天才! 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男 |
作者 | 大西 康之 |
総合点 | 91.05 (100点満点に換算) Amazon4.5 楽天4.8 ブクログ4.31 honto4.6 |
出版年 | 2021年 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
文量 | 476ページ |
概要
ジェフ・ベゾスは、このヤバい日本人の「部下」だった!
かつて日本には、「起業の天才」がいた。
リクルート創業者、江副浩正。
インターネット時代を予見、日本型経営を叩き潰し、
自分では気が付いていない才能を目覚めさせた社員のモチベーションを武器に
彼がつくろうとしたのは、「グーグルのような会社」だった。
だが彼の名は「起業の天才」ではなく、
戦後最大の企業犯罪「リクルート事件の主犯」として人々に記憶される。
「ベンチャー不毛の地」となった日本に必要な「起業家の資質」とは何か。
リクルート事件の大打撃を乗り越え1兆8000億円の負債を自力で完済、
株式時価総額で国内10位にまで成長した「奇跡の会社」はどのようにつくられたのか。
苦境に立ち逆風に向かうすべての日本人に贈る、
歴史から葬られた「起業の天才」の真の姿。
管理人の評価・感想
自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
今や時価総額10.5兆円、ランキングでも上位に名を連ねる巨大企業リクルートを創り上げた男の生き様について。その優れた手腕と事業への高い熱量を数多のエピソードとともに紹介している。
特筆すべきはインターネットの隆盛を見定めた「時代の先見性」と良い人材を雇うためなら何でもためらわない「採用狂」の資質。創業間もないベンチャー企業が、いかにして東大の優秀な人材を事業に引き込みビジネスマンとして才能を開花させたのか。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」との彼の言葉はあまりにも有名で、今のリクルートのDNAにも受け継がれている。
東大が生んだ最大のベンチャー企業家として日本を率いる人材の1人であった彼が、表舞台から消すことになったきっかけの「リクルート事件」についても、本書を通すと見方が変わってくる。
江副浩正の壮絶な人生を追体験できる一冊。
AI「ウィッツくん」が紹介
「圧倒的当事者意識」を世に知らしめた江副浩正
本著は、日本の起業家であり、リクルートグループの創業者である江副浩正氏の成功と経験を紐解いています。
1960年代に大学新聞専門の広告代理店としてスタートしたリクルートは、個人と企業をつなぐビジネスモデル「リボンモデル」を確立させ、江副の指導のもとで急速に拡大。求人情報だけでなく、住宅情報、自動車情報、教育情報など、様々な分野に進出しました。
さらには、まだ導入が珍しかった時代からコンピュータを導入して、情報のデジタル化を牽引。江副は革新的なアイデアと強いリーダーシップによって、リクルートを日本有数の企業に成長させました。
社員一人ひとりが「圧倒的当事者意識」を持ち、優秀かつ情熱を持った戦闘集団である「リクルート」のDNAの起源に迫れる一冊です。
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